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【よみもの】いのちのつぶ 200395

880円(本体800円、税80円)

定価 880円(本体800円、税80円)

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21世紀後半になっても、人類はまだ原発を盛んに動かしていました。

ノゾミは遠足で来た山の森に入って、へんてこなタヌキに出会います。
そのタヌキにどこまでも付いていったために、ノゾミは「ミゾウの星」にたどり着く羽目に。
ミゾウの星は「放射能の嵐」の犠牲者たちの星でした。
そこでいろいろな動物や人と出会い、地球では隠されていた真実を知ります。
「イチル教会」の主のツバイシュタインは原発の恐怖を説き、
そして、地球に帰るノゾミに「生命あふれる地球を守っておくれ」と託すのでした。

2070年秋のたそがれ時、ノゾミは「地球の子」として目覚め、
地球を慈しむ心の大切さをかみしめ、明日に向かって歩き始めます。

《出版にあたって
 〜銀の鈴社 編集長:柴崎俊子・代表:西野真由美〜》
地球はありがたい生命の星。
生命を救えるのは愛のみ。
愛こそは生命の証。

東日本大震災、東京電力福島第1原発の事故は、4年過ぎた今も
「福島第1原発の排水路から港湾外の海に汚染水流出」という恐怖の事実を知らされます。

本書は、未曾有の危機への警鐘を鳴らしながら、
未来への希望を地球の子、ノゾミに託したファンタジーです。

未来を担う子どもたちに、豊かな自然と平和な日々をという願いは、銀の鈴社の社是でもあります。

政治的な立場や宗教的な立ち位置など、読者の皆様は様々でしょうが、
銀の鈴社は前述の一点で本書の出版を決めました。


著:石井 収 
絵:つのだ・さとし
判型:四六  ページ数:72
978-4-87786-395-1 C0095


 
石井収
1951年、新潟生まれ。朝日新聞記者、
ベルマーク新聞(ベルマーク教育助成財団)編集長などを経てフリーに。
著書「ふるさとは火の鳥」(汐文社)
  「いのちの夏」(銀の鈴社)

つのだ・さとし
イラストレーター、漫画家。1946年、東京生まれ。
主な著書に一駒漫画集「0.2mmの漫歩」
木版漫画集「CARTOON」(私家版)等。

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