ガンガーまで インドの少女のものがたり 200723
★もくじ★
・一 水くみ
・二 雨ごい
・三 ラーマーヤナ
・四 巡礼の旅
・五 バナーラス
・六 カタック ダンス
◆あらすじ◆
十歳になる少女ラーダーは朝起きると井戸に水くみに行きます。水くみは農村の少女の仕事です。インドでは六月にモンスーンが来るまで雨が降りません。そこで村では「雨ごい祭り」が行われました。そこへやって来た蛇使いの少年が、「雨ごいの歌」を笛で吹くと、コブラがかまくびをもたげます。
インドには聖地ガンジス川に巡礼の旅に出る習わしがあります。ラーダーのおじいさんは長老夫妻と巡礼の旅に出る事になり、ラーダーは一緒に行きたいと頼みました。
ラーダーは、インド舞踊を習いたいと思っていました。巡礼の旅についていき、舞踊の先生をさがして弟子入りしたかったのです。
そして願いがかない旅に出ました。
ラーダーはカタック ダンスを習い「ラーマーヤナ」を踊っています。
「ラーマーヤナ」というのは神話です。
コーサラの国の王子ラーマが魔神ラーヴァナに奪われたシーター姫を奪い返す話です。
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