小学校の文学教材は読まれているか 200763
文学教材の読み
教師用の指導書にも添いながら、教材そのものへの切り込み方から、鑑賞の仕方まで、深い感動に導く指南書です。
◆もくじ◆
はじめに
第一章 文学研究の立場から
・小学校文学教材の読み私論ー小四「とびこめ」(光村図書)が提起したものー
一、あるエピソードから 二、教材化の意図
三、第一場面の分析 四、第二場面の分析 五、第三・第四場面の分析
第二章 文学教材の読み
第一節 豆太の自立とはなにかー「モチモチの木」(光村図書・学校図書、三年下)の読みー
一、はじめに 二、豆太の生活条件 三、モチモチの木の位置
第二節 「まことのライオンになる」とはなにかー「サーカスのライオン」(東京書籍、三年下)の読みー
一、はじめに 二、「まことのライオン」 三、金色のライオン
第三節 のらねこは可愛がられたかったのかー「のらねこ」(教育出版、三年下)の読みー
一、はじめに 二、リョウの関心 三、沈黙の意味 四、最後の場の構図
第四節 「世界一美しいぼくの村」(東京書籍、四年下)の読み
一、はじめに 二、バグマンの現実と読みの問題 三、なぜ世界一美しいのか 四、末尾文の位相
第五節 楊の悲劇ー「桃花片」(東京書籍、六年上)の読みー
一、はじめに 二、指導書・実践記録について 三、谷川説批判 四、楊の悲劇
第六節 「カレーライス」(光村図書、六年上)の読み
一、はじめに 二、思春期の問題 三、父親の矛盾 四、カレーづくり 五、終わりに
第七節 「風切るつばさ」(東京書籍、六年上)の読み
一、はじめに 二、自責と免罪符 三、最後のプライド 四、風切る羽ばたき
第八節 「海の命(いのち)」(光村図書・東京書籍、六年下)の読み
一、はじめに 二、二つの主題について 三、父親への憧れ 四、与吉じいさの理念 五、「おとう」という呼びかけ
第三章 文学教材と作者
川崎洋と桃太郎咄ー文学教材「わにのおじいさんのたからもの」(教育出版・二年下、学校図書・三年下)の読みに触れてー
一、はじめに 二、軍国少年川崎洋 三、川崎洋と桃太郎咄 四、「わにのおじいさんのたからもの」の読み
おわりに
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