虹の糸でんわ 200614
◆もくじ◆
児童文化の振興を願って 漆原 智良
童話
・朝ごはん 西尾 ふみ子
・じゃんけん 西尾 ふみ子
・まさるの一大事 小粥 和子
・けんかのたね 石井 由昌
・ブタネコからの手紙 鈴木 茂夫
・まる子ー神様に一番愛された、たぬきの子 つちだ ふみ
・海苔採り �橋 文子
・電車をおりたら 山� 類範
・あかいはな 平松 詩子
・いじわるタケルくん たかもり ゆめ
・じいちゃんの消しゴム活字 あだち わかな
詩
・虹の糸でんわ 鈴木 茂夫
・ツキノワグマ 鈴木 茂夫
・コロとの思い出 松本 光夫
・うし 中村 善雄
・どこまで 中村 善雄
エッセイ
・旧航研通りから駒場公園へ(小田急沿線よもやま話) 堀口 和正
・馬の町・馬事公苑(小田急沿線よもやま話) 堀口 和正
・むし歯が一本もない同級生 石井 由昌
・心の転機(命の大切さ) 小粥 和子
・猫・猫・猫の ア・ラ・カルト 安西 千鶴
あとがき 鈴木 茂夫
***
表題作の詩「虹の糸でんわ」をはじめとする詩作品5編。
短編童話11編。
エッセイ5編を収載した、プリズムのように多色にきらめく1冊。
子どもと、子どもの心を忘れられない大人たちへ贈る本。
日本児童ペンクラブについては、顧問の漆原智良先生のまえがきを抜粋します。
本会は、1971年に東京の学士会館で発足式が行なわれてから、満40周年の記念すべき年にあたります。
本会の発足までには、大宅壮一、川端康成氏らが顧問となって5年間の準備期間を置きました。その間に、文化人、作家、詩人、画家、編集者、教育者など、さまざまな活動の場から多くの文化人が集ってきました。
そして、初代会長に二反長半(にたんおさ・なかば)氏を迎え「平和と児童文化の振興を願って」を目標に発足したのです。
その後、今日まで、「児童書の刊行」「各種団体との交流」「講演会」「児童文化賞の共催」など、幅白い活動をつづけてきました。
(日本児童ペンクラブ顧問 漆原智良氏まえがきより抜粋)
奇しくも同じ40年を迎えた川端康成学会の発足に、
深くかかわってきた祖父や両親とのご縁も感じての刊行です。
西野真由美
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