神宿る島 200636
四国、瀬戸内海をめぐる歴史ファンタジー
おだやかにみえるが、ひとすじなわではいかない瀬戸内海。その昔、都から百済、新羅、高句麗の三韓(現、朝鮮)や、宋、斉の国(中国)への、航路の要所としての護衛を任ぜられた一族の、波乱に満ちた決死のものがたり。
◆もくじ◆
はじめに
海郷の人
一 おむかえ 二 月見のうたげ(宴) 三 雲がくれ 四 深海公 五 鼻つまみ
謀反
一 近根 二 岩狭 三 幼子 四 霊地
自滅
一 小さな器 二 予言の如く
岩あゆ
一 三人三様 二 由良百人 三 苦戦 四 背水の陣
初陣
一 夷賊襲来 二 出陣 三 妹姫 四 決戦
春
一 沙羅 二 小枝
鹿島発ち
あとがき
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