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上総の観音さま

1,540円(本体1,400円、税140円)

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上総の観音さま
発行日:2024年8月8日
文:仲田 紘基
絵:浜田 清
出版社:銀の鈴社
判型:B5
ページ数:32
ISBN:978-4-86618-165-3 C8793

あどけない子どものお姿の観音さま。
そこには、悲しい悲しい出来事がひめられていた。


プロフィール
・作者:仲田紘基(なかだ こうき) 
1942年、千葉県に生まれる。千葉大学教育学部(国語科)卒業。日本子どもの本研究会、千葉県文学教育の会で民話の研究や採集に携わる。全国学校図書館協議会(SLA)集団読書テキストの編集。青少年読書感想文全国コンクール中央審査委員長、千葉県課題図書読書感想文コンクール審査委員長を歴任。現代歌人協会会員。著書に『子どもに読み聞かせたい50冊の絵本』(ひとなる書房)、歌集『追憶岬』(角川書店)など。

・画家:浜田 清(はまだ きよし) 
1946年生まれ。小・中・高校まで福島県相馬市で育つ。千葉大学教育学部(美術科)卒業。全国公募美術団体一陽会の運営に携わる。千葉・福島・新潟各県の県展をはじめ、飯田弥生美術賞展、芸術家年鑑主催グレートリープ展などの審査員を務める。安井賞展出品6回。受賞や招待出品多数。現在、千葉県美術会常任理事、日本美術家連盟会員。著書に大型民話絵本『房総むかしむかし絵本(全8冊)』(ほるぷ出版)など。


新刊モニターの感想

『上総の観音さま』への感想
 
・最初は目で追って黙読していましたが、近くに子供がいたこともあり、途中から音読をしました。思わず声に出したくなるのは、語り継がれてきた伝説だからこそなのでしょう。
 読み方にルビが振られているので、その言葉を普段使っていない私でも、心地よいリズムで読むことができました。当然方言のイントネーションの正確さはないと思いますが、テンポよく話に惹き込まれていきました。
 内容については、非常に衝撃的な場面がありました。お話の背景となった時代の厳しさが引き起こした悲劇は、親子ともに、しんみりと、やるせなく、心に強く残りました。E.S 50代


・新しく発行される書籍のモニターがあるということを初めて知りましたし、とても貴重な体験ができました。原稿が届いた時には、大変わくわくさせていただきました。
ありがとうございました。

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