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ルリビタキ

1,760円(本体1,600円、税160円)

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ルリビタキ
発行日:2023年4月1日
詩:大迫 弘和
絵:葉 祥明
出版社:銀の鈴社
判型:A5
ページ数:112
ISBN:978-4-86618-148-6 C8092

◆もくじ◆

魂から生まれる言葉・・・谷川俊太郎


・ルリビタキ ・ルリビタキ、また ・いないいないばあ ・ひとひ ・七画の漢字 ・小さな風 ・わたしをおつかいください ・白い人 ・詩人 ・詩人、また


・JKに捧ぐ−十七歳の誕生日に ・帝国ホテル ・ヤモリ ・空 ・夕闇 ・樹 ・都市 ・塵の終わり ・体温 ・離れる ・無差別攻撃−ウクライナによせて ・帰郷


・百歳の詩人に ・百歳の笑い ・百歳の恋 ・百歳の学校 ・百歳の栄光 ・百歳の移植 ・百歳の遺書 ・百歳の墓碑銘 ・百歳のマインドフルネス

あとがき


魂から生まれる言葉   谷川俊太郎

「樹」と題された詩の始まりを読んだとき、あれ?こんなの変だと思った人もいるかもしれません。「樹はすべてを知っている/樹は何も知らない」普通の文ではこんな真逆なことは書きませんよね。でも詩ではこういう矛盾した言葉が読者の脳を刺激し、今まで気づかなかったより深い現実に目覚めさせることがあります。そのためにはこれまで教わってきたこと、知っていることをいったん白紙に戻してみることが必要です。
 「なんにもないということが/そこにあるということだ」詩は時にマジックです。だまされることで世界の見方が変わってきます。そこに新しい真実があるということを信じて、詩人は書くのです。大迫さんの詩は魂から生まれてきます。詩は人間の理性、知性、感性が創るものですが、大迫さんの詩はそれらよりももっと深い、それ故に時に理解が難しい魂から生まれてきます。
 大迫さんの言う〈あなた〉は人間のあなたと同時に人間を超えた存在に向けられています。それを簡単に〈神〉という言葉で呼んでしまわないところにも、詩を書く大迫さんの魂のありかを感じます。

大迫弘和(おおさこ ひろかず)
日本を代表する教育者の一人。詩人。東京生まれ。小中高時代は横浜で過ごす。東京大学文学部卒業。1987年から1991年までイギリスで生活。千里国際学園中等部高等部校長/学園長、Chiyoda International School Tokyo学園長、武蔵野大学教育学部教授、都留文科大学特任教授、広島女学院大学客員教授、神戸親和女子大学客員教授、文部科学省国際バカロレア日本アドバイザリー委員会委員、東京都英語教育戦略会議委員等を歴任。2023年4月1日、海城中学高等学校(東京都新宿区)の第14代校長に就任。著書に『がっこう』(2012年 かまくら春秋社)、『詩集 定義以前』(2016年 遊行社)等多数。

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