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心にひびく古典のことば-日々学びつつ老いていく-

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◆目 次◆
はじめに……………6
第一章 西洋の古典のことば
1 ホメロス『イリアス』……………8
2 プラトン『国家』『パイドン─魂の不死について』『饗宴』『テアイテトス』
      『パイドロス』『ソクラテスの弁明 クリトン』……………8
3 アリストテレス『ニコマコス倫理学』『弁論術』『形而上学(上)・(下)』……………11
4 エピクロス『エピクロス─教説と手紙』……………13
5 キケロ『老年について』『キケロ書簡集』『友情について』『弁論家について』……15
6 ルクレーティウス『物の本質について』……………17
7 セネカ『生の短さについて 他二篇』『怒りについて 他二篇』……………18
8 プルタルコス『饒舌について 他五篇』……………20
9 エピクテトス『人生談義(上)・(下)』……………20
10 マルクス・アウレリウス『自省録』……………22
11 ダンテ『神曲(上)・(中)・(下)』……………23
12 マキャベリ『マキャベリ語録』……………24
13 モンテーニュ『エセー抄』……………25
14 デカルト『哲学原理』『方法序説』『情念論』……………28
15 ラ・ロシュフコー『ラ・ロシュフコー箴言集』……………30
16 パスカル『パンセ(上)・(中)・(下)』……………31
17 スピノザ『知性改善論』『エチカ マ理学 (上)・(下)』……………33
18 ライプニッツ『モナドロジー』……………34
19 フランクリン『自伝』……………34
20 ルソー『学問芸術論』『エミール』『人間不平等起原論』『政治経済論』……………36
21 カント『純粋理性批判』『実践理性批判』 『道徳形而上学原論』
     『永遠平和のために』『啓蒙とは何か シ四篇』……………38
22 ゲーテ『ファウスト 謌齦煤E第二部』『ゲーテ格言集』『イタリア紀行(上)・(下)』…40
23 ブリア=サヴァラン『美味礼讃(上)・(下)』……………43
24 フィヒテ『学者の使命 学者の本質』……………43
25 ヘーゲル『政治論文集(上)・(下)』……………44
26 ショーペンハウアー『読書について』……………44
27 ミル『自由論』……………45
28 キルケゴール『死に至る病』『不安の概念』……………46
29 アミエル『アミエルの日記』……………47
30 ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った(上)・(下)』『悲劇の誕生』……………47
31 ヒルティ『眠られぬ夜のために 謌齦煤E第二部』『幸福論 謌齦煤`第三部』…49
32 アラン『定義集』『幸福論』……………52
33 デューイ『学校と社会』『民主主義と教育(上)・(下)』……………55
34 ラッセル『ラッセル教育論』『ラッセル幸福論』……………56
35 ハンナ・アレント『人間の条件』……………58
36 シモーヌ・ド・ボーヴォワール『老い』……………58
第二章 中国の古典のことば
1『論語』………………………63
2『孟子』………………………67
3『大学』………………………70
4『中庸』………………………71
5『易経』………………………72
6『書経』………………………73
7『詩経』………………………75
8『春秋左氏伝』………………76
9『礼記』………………………77
10『孝経』………………………78
11『小学』………………………78
12『老子』………………………79
13『荘子』………………………82
14『墨子』………………………85
15『荀子』………………………85
16『韓非子』……………………87
17『孫子』………………………88
18『呉子』………………………89
19『三略』………………………90
20『六韜』………………………91
21『菜根譚』……………………92
22『酔古堂剣掃』………………94
23『貞観政要』…………………94
24『呻吟語』……………………96
25『陰隲録』……………………97
26『呂氏春秋』…………………97
27『晏子春秋』…………………99
28『十八史略』…………………100
29『宋名臣言行録』……………104
30『史記』………………………104
31『古文真宝』…………………106
32『唐詩選』……………………106
第三章 私淑と備忘録
1 私淑することば……………110
2 備忘録のことば……………118
3 政治について………………129
4 好きな和歌と俳句…………134

おわりに……………146
参考文献……………148



藤原範典(ふじわらのりすけ)
昭和22年生まれ。
東北大学経済学部卒業
東北大学大学院経済学研究科博士課程修了
故郷仙台市で政治活動を続けたい一念で職を辞し、家を処分し、浪人生活6年の後、宮城県議会議員を六期、宮城県議会第二会派会長を10年つとめる。
「民意を反映した行政経営」をテーマに、議員活動のかたわら10年かけて博士号(東北大学経営学博士)を取得する。
これまで東北大学公共政策大学院、東北工業大学で非常勤講師をつとめる。
著書に『市民のための地方行政読本』(宝文堂)、『自治体経営と議会』(ブレーン出版)、『地方行政読本』(おうふう)、『人生ぬくもりノート』(愛育社)がある。
日本公共政策学会、日本経済学会、日本財政学会、日本計画行政学会等元会員。地方自治経営学会元理事。旭日小綬章受章。

編集:中谷 利仁  挿絵:中谷  燎
装丁・紬地制作:藤原 光子     中谷 利仁
題字:中谷 久美子     中谷 瑠音
           中谷 空来


はじめに
表題の「日々学びつつ老いていく」はギリシャ七賢人の一人ソロンの言葉だといわれます。
現役を退いて数年が経ちました。
「たゞしづかなるを望みとしうれへ無きを楽しみとす」『方丈記』
「ひとり燈のもとに文をひろげて見ぬ世の人を友とするぞこよなう慰むわざなる」『徒然草』
を現実にできる恵まれた環境にあります。
職についていた頃は、仕事に関係する読書が中心でしたが、今は心を豊かにしてくれる書物を好きに選んで読んでいます。古典は時代の産物でありながら時代を超えるものであり、歴史のふるいにかけられて残ったものであるだけに教えられることが多いと思います。
自分の言いたいことを有名な詩歌・文章・語句などの引用で代弁させることを引喩といいますが、自らの拙い言葉で語るよりもこの方が自分の気持ちをよりうまく表現できると考えました。
出典および参考文献については、できるかぎり記すように努めましたが、長年にわたって記した備忘録から採用したものについては、その性格上不明なものもあります。
ご容赦願います。
藤原のりすけ

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