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ギンモクセイの枝先に

1,760円(本体1,600円、税160円)

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ギンモクセイの枝先に
発行日:2021年9月10日
著者:半田 信和
画家:吉野 晃希男
出版社:銀の鈴社
判型: A5
ページ数:104
ISBN:978-4-86618-119-6 C8092

◆もくじ◆
はじめに
ともだちの気配
・キリンらしく ・サイのことば ・カピバラターン ・ヤギさん ・シマリス ・レッサーパンダ ・雷鳥 ・かくれるのは ・蚊トンボ ・すなあびすずめ ・ゆうひ ・ツバメの空 ・あかとんぼ ・ゆりかご ・ギンモクセイの枝先に ・秋晴れペンギン

きみがここにいることで
・手 ・まなざし ・ねころんで ・この道は ・いっしょに ・絵本 ・つながる ・ひょこひょこ ・いないいない ばあ ・カラス ・オウギバド ・こんにちは ・影 ・トサミズキ ・ブランコゆれて ・ずんずん

葉っぱも花も
・つくし ・時のプロペラ ・あさつゆ ・つゆ草 ・どくだみ ・ヒマワリ ・森の中で ・交信 ・ハナミズキの秋は ・ののはな ・コスモス ・秋バラ ・十月桜 ・銀杏落葉 ・南天 ・ロウバイ

ぼくがここにいるわけ
・どんな空も ・さびしくなったら ・ヒメジョオン ・アジサイの丘 ・さとやま ・中野の葉っぱ ・秤 ・きくらげ(木耳) ・保津川のカモ ・粉雪 ・霜 ・空の祝祭 ・またね ・島を歩く

あとがき


詩・半田 信和(はんだ しんかず)
1958年 福井県生まれ 福井県詩人懇話会会員
2014年 詩集『ひかりのうつわ』(土曜美術社出版販売)
2018年 詩集『たとえば一人のランナーが』(竹林館)第23回三越左千夫少年詩賞
2018年 童謡詩「ギンモクセイの枝先に」第19回柳波賞
フェイスブックで、みじかく、やわらかい詩のことばを発信している。

画家・吉野 晃希男(よしの あきお)
1948年 神奈川県茅ヶ崎市生まれ、現在、鎌倉市在住
1972年 東京藝術大学絵画科油絵専攻卒業
絵本として福音館書店、ベネッセコーポレーションなど。

<新刊モニターの感想>
詩を思う。半田さんのふわりを思う。
こんな世界になっちまって、なおさら私は絶えず問いかける。
自分の中のことの是非を。
感じる価値は正しいかしら?
変だと思われないだろうか?
しょちゅう、沢山の疑問符に晒されながら、反芻し噛み下す。
生きてきた時間の日誌は頼りになる。
オトナは子供を育てながら、もう一回子供時間を取り戻す。
子供と動物園に行って出会う。
そう、ちゃんと会いに行かないとさ。って半田さんは教えてくれる。
半田さんの言葉は心優しい。
ふわりと布を肩にかけてくれる。
僕たちのそばにはさ、マドさんや加古さんの世界があるんだよね、ヤギさんを見ればお手紙を、カラスを見ればパン屋さんを。
半田さんもご自分の子供時間を思い出しているんだね。
そうして、大人の寂しさをレッサーパンダの垂れた尻尾に隠してしまう術をそっと教えてくれたりもする。
金子みすゞさんの鳴らす鈴の音も、シャリンと聞こえてくる。
そうして、半田さんの言葉はキレが誠にいい。
『ギンモクセイの枝先に……』夏の終わりと一緒に切り取られたのは、私の曖昧な不安だった。
今を切り取ることで明日は迎えられるのだろうか?
寂しい私の隣にギンモクセイがいてくれる。
じゃんけんほたる(60代・女性)

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