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さーさーさーと雨の音

1,980円(本体1,800円、税180円)

定価 1,980円(本体1,800円、税180円)

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発行日:2020年12月25日
著者:寺床 美保子
出版社:銀の鈴社
判型:A5
ページ数:200
ISBN:978-4-86618-102-8 C8093

日本のアンデルセンとも呼ばれている浜田広介の、今様女性版とでもいいましょうか。
日本の風土に咲く野の花を全編に散りばめて、美しく、もの哀しく、また子ども心をふるい立たせて展開するものがたりの小箱です。
◆もくじ◆
第一章 短編集
一 かいこ
二 ムクドリとおじいちゃん
三 月見草ものがたり
四 ねむの花咲く村
五 矢車草
六 リンドウの花
七 ピアノの音
八 まわり道
九 ぼくたち男の子
一〇 狐火

第二章 旅立ちのとき
1 矢島さんとの出会い
2 アユミちゃん
3 里子として
4 いじめ
5 自分の花

寺床 美保子(てらとこ みほこ)
1931年 鹿児島市伊敷町 5月5日生まれ
1940年 父の養母が亡くなった明くる年、父の生母と言う人が訊ねてきた。
同年4月 生母の住む旧満州ハルピンへ渡る。
1943年 父がなくなり帰国。母の里に頼る。
1948年7月 母も亡くなり女学校2年の夏休みに退学。弟たち三人を連れて祖母のうちに引き取られ、家業の農家の仕事を手伝う。
1955年6月 水俣市のチッソKK社員と結婚する。
1961年11月 千葉県市原市チッソ五井工場へ転勤のため千葉へ。
2019年2月 夫なくなる。長女夫婦と同居。現在に至る。
2020年10月 歌集『森の小径』
2021年3月 「カーブミラー」『銀の鈴 ものがたりの小径 まよい道 わかれ道』所収予定

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