異文化への旅路 200374
一 外国語学習の道を歩む
1.物語好き 2.外国文学への憧れ 3.ジェイムス・ディーンに恋して 4.英会話への開眼 5.兄のハワイ留学 6.獨協大学第二期生になって 7.通訳案内士国家試験を六回受験 8.ドイツ語への開眼 9.ドイツへの開眼 10.シュタインベルク先生の合宿 11.国費留学生
二 留学生活が多くの出会いをもたらす
1.住まい探し 2.授業について行けない 3.シュトッゥトガルトへ 4.DAADとカメラーさん 5.ドイツの姉たち
三 日本語教育への眼を開く
1.日本語の生徒第一号 2.教師養成講座の第一号 3.ドイツでの日本語教育 4.ミュンヘンから開けた道 5.ドイツの母 6.優雅な失業者 7.日系企業での便利屋 8.日本への「社会復帰」
あとがき
★著者の声★
『異文化への旅路』は、自分史です。出版社の「銀の鈴社」は、亡父(国文学者・山口正)が創設した学会から始まり、姉(画家・阿見みどり)が一家をあげて、長年守ってきました。
その姉にすすめられて、私の幼児から現在まで辿ってきた道のりを書いてみました。姉に言わせると、「通訳ガイド、オリンピック・コンパニオンをしたり、国費でドイツへ留学したりと、国際交流の草分け的存在」である妹の生き方は、おもしろいはずと。
でも、書いた後で、「こんなに自分のことばかり。それもずっこける失敗談や恥ずかしい
自己開示がいっぱい」と、出版するのに勇気がいりました。
ところが、読んだ方たちから「すらすら読めて、おもしろい。いろいろ考えさせられた」という感想がたくさん寄せられたのです。うれしい驚きでした。
それに、なんと全国学校図書館協議会に選定されたのです。こんなずっこけ本がよくも推薦図書に選ばれた、と不思議です。
また、『新美術新聞』と『神奈川新聞』に書評が載りました。前者は、「ドイツで活躍した構成主義画家・故那須弘一氏の夫人で、日本とドイツで、日本とドイツの架け橋となって語学教師として奮闘した那須妙子さん」と、亡夫についても言及してくれたのがうれしいことでした。後者は、「昨今、漠然とした将来しか描けない人たちが多いと聞くが、本書は彼らに対する貴重なヒントにもなるだろう」と結んでくれて、これもありがたい批評です。
今まで寄せられた感想は、知人・友人からだけで、一般の読者からの反応がありません。
お会いしたことのない方から感想をお聞きできたら、幸せです。みなさまのお便りをお待ちします。
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