ゆずりは 200272
人は、なぜ生まれてくるのか。なんのために生きていくのか。どうして、死んでしまうのか。生あるものにどこまでも付いて回る命題を、葬儀社のベテラン社員である主人公と、その相棒となったイマドキ新入社員、それに、亡き人々とその遺族たちとの交流を通して追いかけていく本作。長年、「死」を仕事とすることで、“心が死んでしまった”主人公。その心が、物語が進むにつれて変化していく様子に、読み手の心も揺さぶられます。読後、「生とは」「死とは」の答えが、少し見えてくるかもしれません。
◆もくじ◆
プロローグ
一 ピンクの薔薇
二 優しい嘘
三 忍び寄る恐怖
四 泣かない未亡人
五 告白
六 最後の言葉
七 誰がために花は咲く
八 覚悟
九 二度と笑うな
十 引き継がれた心
十一 家族
十二 さよなら、最愛の人
十三 一本のジュース
十四 餞
エピローグ
あとがき
2018年6月16日(土)全国順次ロードショー!
映画「ゆずりは」
この映画の原作本です。
繰り返す、生と死。それはあたかも、ゆずりはのように。
人は、なぜ生まれてくるのか。
なんのために生きてゆくのか。
どうして、死んでしまうのか。
生あるものにどこまでも付いて回る命題を、葬儀社のベテラン社員である主人公と、その相棒となったイマドキ新入社員、それに、亡き人々とその遺族たちとの交流を通して追いかけていく本作。
長年、「死」を仕事とすることで、“心が死んでしまった”主人公。その心が、物語が進むにつれて変化していく様子に、読み手の心も揺さぶられます。
読後、「生とは」「死とは」の答えが、少し、見えてくるかもしれません。
<著者略歴>
新谷 亜貴子(しんたに あきこ)
1982年 長崎県佐世保市生まれ
2005年 長崎大学教育学部中学校教育英語専攻卒業
子どもの頃より各種の文芸、作文コンクール等で受賞、入選される。
2011年 小説『君の声が聞こえる』(銀の鈴社)刊行
2012年 同作にて、第三十一回佐世保文学奨励賞を受賞
おすすめ商品
-
【詩集】生きているってふしぎだな
1,980円(本体1,800円、税180円)
-
双子座物語(ふたござ)
1,282円(本体1,165円、税117円)
-
【絵本】てんじんさま
1,650円(本体1,500円、税150円)
-
【詩集】まぜごはん
1,320円(本体1,200円、税120円)
-
なまこのぽんぽん
1,760円(本体1,600円、税160円)
-
絵巻 万葉ものがたり Emaki Manyo Monogatari with English translations
3,080円(本体2,800円、税280円)
-
そして
1,760円(本体1,600円、税160円)