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お月さん、とんでるね-点頭てんかんの娘と共に生きて- 200376

1,320円(本体1,200円、税120円)

定価 1,320円(本体1,200円、税120円)

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点頭てんかんの娘と共に生きて
銀鈴叢書ライフデザイン 
発行:2011.3.20.
著者:夏野いづみ 
画家:牧野鈴子・表紙  阿見みどり・本文
判型:四六  ページ数:212
出版元:銀の鈴社
978-4-87786-376-0


◆もくじ◆
ブロローグ
いくたびも竿竹売りが通る午後ふいに重たしわれの十字架
第一章 芽生え
初めての雪を見し子はポケットにつかみし雪を仕舞わんとせり
・誕生 ・冷たい汗 ・点頭てんかん ・七ー一病棟 ・ほっぺのチュ ・姫ひまわりの花 ・頬を寄せて ・新たな一歩
第二章 双葉
春野原たんぽぽ通り夕日坂おとうとが姉の手を引き歩む
・成長の喜び ・生活体験とことば ・あっかんべ ・心身障害児童通所訓練施設 ・病気しながら ・初めての友だち ・初めてのことば ・コスモスの花 ・初めての二語文 ・弟の誕生 ・もげちゃったよ! ・姉と弟 ・小学校を選ぶ
第三章 本葉
教室に座れぬ吾子は中庭でタンポポの綿毛吹きふきおりぬ
・小学校入学 ・校長室 ・春風 ・ことばが見える ・アキちゃんの引越し ・「私」ということば
第四章 蕾
ペン先に冬至の薄ら日とどめいて世紀末的悲しみ綴る
・中学校入学 ・クラスメイトを噛む ・緊急懇談会 ・自己決定 ・発作の再発
第五章 原野に咲く
障害児の母なるゆえに吾が受けし艱難を竹のひと節とする
・新たな試練 ・小さな決意 ・高等部入学 ・思春期こそ ・卵巣嚢腫 ・ノーマライゼーションの実現を求めて
あとがき
「お月さん、とんでるね」と吾子が指す夕べの空にプラチナの月
しなやかで強靭な母の愛ー「お月さん、とんでるね」によせてー児童文学作家 日野多香子

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