子どものための少年詩集2024
今号では117人、117編の作品を収載しています。
子どものための少年詩集について
1984年より継続しているA5判の年刊アンソロジー。
全国各地で少年詩を創作している詩人たちの応募作品から「子どもにもわかる言葉で文学性の高い作品」を選定し、掲載。
少年詩のより一層の普及と質的向上を目指している。(旧書名『現代少年詩集』)
選考について
同人誌などで率先して活動されている方や所属団体にかかわらず少年詩全般において活躍されている方などを任命。
第一期 2004年〜2006年
西川夏代、野呂昶、藤井則行、藤田のぼる、宮田滋子、銀の鈴社(柴崎俊子・西野真由美)【敬称略・50音順】
第二期 2007年〜2009年
島田陽子、高橋忠治、畑島喜久生、武鹿悦子、宮中雲子、銀の鈴社(柴崎俊子・西野真由美)【敬称略・50音順】
第三期 2010年〜2012年
金子秀夫、佐藤雅子、高木あきこ、畑中圭一、森忠明、銀の鈴社(柴崎俊子・西野真由美)【敬称略・50音順】
第四期 2013年〜2015年
秋葉てる代、尾上尚子、楠木しげお、はたちよしこ、矢口栄、銀の鈴社(柴崎俊子・西野真由美)【敬称略・50音順】
第五期 2016年〜2018年
漆原智良、たかはしけいこ、富岡幸一郎、中村孝一、保坂登志子、銀の鈴社(柴崎俊子・西野真由美)【敬称略・50音順】
第六期 2019年〜2021年
池田雅之(英文学者、比較文学者、翻訳家)、内田麟太郎(詩人・絵本作家)、こやま峰子(詩人)、なんば・みちこ(詩人)、藤沢周(芥川賞作家)、柴崎俊子(銀の鈴社 編集長)、西野真由美(銀の鈴社 代表取締役)【敬称略・50音順】
第七期 2022年〜2024年
佐々木豊(詩人・太成学院大学人間学部教授)、根本正義(児童文学研究者・東京学芸大学名誉教授)(*根元先生が体調不良のため、はたちよしこ先生が就任してくださっています。)、藤井則行(詩人)、星乃ミミナ(詩人)、横山悦子(絵本・童話作家・川村学園女子大学教育学部教授)、柴崎俊子(銀の鈴社 編集長)、西野真由美(銀の鈴社 代表取締役)【敬称略・50音順】
委員による査読・選定を経た作品のみを掲載いたします。
掲載作品の中から、委員による投票(持ち点一人5点)により、優秀作品を選定・表彰し、結果と講評を同時発行の銀の鈴社ポエム情報誌「銀鈴ポエム通信」と銀の鈴社ホームページで発表します。
最優秀作品賞受賞者へは、賞状と記念品を銀の鈴社より贈呈します。
なお、現・編集委員には有志による作品の寄稿をお願いし、掲載させていただきます。
委員および歴代委員の作品は、優秀作品賞の選考対象外とします。
参加費について
掲載決定作品の作者には、作品掲載の『子どものための少年詩集』を5冊以上ご購入いただきます。
投稿方法について
応募作品は一人一編のみ。
投稿規定をご確認の上、確認書へサインをいただき、専用の原稿用紙にて銀の鈴社宛に郵送をお願い致します。
(投稿規定・確認書専用の原稿用紙は弊社より郵送しますので、ご連絡ください。)
オリジナルの活動について
委員の方々の点数により、優秀作品が決められる『子どものための少年詩集』ですが、実際に「子ども」の感想も聞いてみたい!という想いから始まった活動です。
本になる前の校正刷りの段階で約600名の子どもたちに読んでもらっております。
本になるまでの過程を知ってもらい、一緒に本作りを楽しんでもらおう! という考えからです。
一人でも多くの子どもに本や詩が好きになってもらえたらと思っております。
子どもたちには「子どもが選ぶ【私の好きな作品】」として3作品を選んで、感想をもらっております。
集まった約600名の子どもたちから「好きな(心に残った)作品」を3作品と選んだ理由や感想などを収集し、選ばれた該当作者へ報告をしております。
◆もくじ◆
ペンネーム 作品タイトル
あいこ なんか わかったこと
あさお みほ たこあげ
あさと ゆり バッタの空
あずま 輝子 雪がっせん
あべ こうぞう 生きてるものの証
網野 秋 手と足の兄弟愛
あわや しほう たからさがし
イイジマ ヨシオ ことば
池田 もと子 指のばらの花
板倉 洋子 折り紙のツル
いとう ゆりこ 心の穴
糸永 えつこ 宿題の先
井上 和子 春になったら
いのまた みちこ 機上の秋
今井 典子 わかれ
宇里 直子 夜はだんだんやってくる
海野 文音 空色たまご
うめさわ かよこ わが家の王子様
梅原 ひとみ 痛くない
江島 その美 やさしさは卵のかたち
エステル 中原 真剣勝負
大川 純世 かえるがかんがえる
大楠 翠 枯葉の中には
おおくま よしかず 保育士
大倉 尚美 コロコロじゃがいも
太田 甲子太郎 幽霊
太田 純平 ありのまま
大八木 敦彦 カッコウ
おかの そら 遊歩道の空
荻野 優子 動いている
奥原 弘美 ステイ!
小野 浩 山のうた
折原 みか子 総合病院にて
かじ ひとみ ぼくたち、いたよ
片山 ふく子 おなかのなか
かとう えりこ 私の平和な世界
かとう けいこ ひまわりのきもち
神内 八重 「もったいない」ばあちゃん
かみや じゅんこ 病院のじいちゃん
かやの たけこ はるは まだ
川島 もと子 なんとなく好き
北野 千賀 いつも おるす番
木下 祥子 戦争
きのした みきえ また明日
きりなか 庭の音
楠木 しげお 折り込み言葉遊び4
くらた ここのみ 自分の顔
くろき おさむ なみのこえ(十三回忌東日本浜だより)
薫 実里 手相
小泉 かずしげ 家出
こさか みゃお ねこもり☆
小菅 征夫 「台風」
古都美 望とする心を
こんどう みえこ またたく願い
斉藤 瑤子 メタセコイヤ
佐伯 道子 一歩
さえこ 大人になるって
さとう かずし 春の野辺
佐藤 せつお ほんのちょっぴり知りました
下花 みどり 将来の夢
白川 美古都 白い花 白い波
すぎもと れいこ かさのにじ
関根 清子 春に桜が咲くように
そがべ たけひろ おなかすいたぁ
高原 千代美 ふるさと
竹内 紘子 とら・トラ・虎
武西 良和 辞書がめくれない
竹原 孝子 いのり
田中 たみ子 親子で歌う
たの みつこ 神さまへ
土屋 律子 人生の句読点
つゆき 和代 桜の季節
トーヤマ ケンタ よもやまばなし
とこ 地球人として
戸田 たえ子 猫も 話したい
都丸 圭 デデッポッポーの里
豊崎 えい子 置いてきぼり
永田 喜久男 バラの心
中村 みちこ 門司からの手紙
南郷 芳明 花と きみ
にいばら はじめ 踏み出してゆく
西川 豊子 通学バス
西田 陽平 きっと
西野 すみれ 弟の涕くん
根橋 麻利 ささやかな記念日
延永 治子 さくら
花畑 むぎこ 雪と陰
浜野木 碧 目玉焼きの視線
はやし ゆみ つらら
はるかぜ そよか 言葉の魔法
半田 信和 こんなところに
ひかた・てる たんぽぽ
久富 じょうじ 英夫
ひさとみ 純代 チョコレートクリスマスローズ
ひらいで 鏡子 もう、春だから
福本 恵子 ガーマン
藤 えりか 推しに手紙を
藤本 美智子 元気さーん
星野 京子 かやぶき屋根のヒメジョン
星野 良一 少年よ
細井 靖子 おやすみ ねんね
真恵原 佳子 きみは波動使い
松山 真子 朝の公園で
眞鍋 ホウセイ 春が来た
みやけ はるみ 星の雫
未夜野 ぱん 仲直り
三好 清子 色のように
もり みか アンケート
森木 林 スイッチ オン
山下 美樹 時間
山部 京子 魔法のヤツデ
湯川 昌子 がん告知と私
ゆふ あきら 丘の上
ヨウ・ヤマダ ハシビロコウ
吉田 享子 報告
吉田 房子 母二人
Rosy bells おんがくと楽しみ
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