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命とじる時 おばあちゃんが選んだ道

1,100円(本体1,000円、税100円)

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発行日:2021年4月8日
著者:山部 京子
画家:西川 知子
出版社:銀の鈴社
判型:四六
ページ数:42
ISBN:978-4-86618-109-7 C8793

尊厳死を希望する入院したおばあちゃんを、孫の武(小五)とお父さん、おかあさんが考え、その死を受け止めていく物語。
命を、生きる、ということを、静かに考えさせてくれる作品です。
親子で、おじいちゃんやおばあちゃんと、世代を超えて読んでいただきたい物語です。

◆もくじ◆
・だいすきな おばあちゃん
・入院生活
・青いノート
・たのしいクリスマス
・「ありがとね」

山部京子(やまべきょうこ)
1955年宮城県仙台市生まれ。宮城学院高等学校卒業後、ヤマハ音楽教室幼児科&ジュニア科講師を7年ほど務める。
結婚と同時に神奈川県横浜市へ。その後石川県金沢市に移り現在に至る。
子どもの頃から犬や動物、音楽や読書が大好き♪
1989年少女小説でデビュー。きっかけは結婚後共に暮らした愛犬ムサシの日記の一部を出版社に見せたことから。
日本児童文芸家協会会員。動物文学会会員。

西川知子(にしかわともこ)
中央美術協会会員
横浜在住

<ゲラの先読み:読者の感想から>
主人公は、小五の武君です。娘である、武君のお母さんの所に身を寄せている、おばあさん。
武君のお父さんも、妻の母親ということで、おばあさんに親切です。立派です。
おばあさんがどう命を終えるか、エンディングのお話です。
今風の題材で興味が持てます。
入院した重病のおばあさんは、尊厳死を希望します。
学校で武君に、尊厳死への疑問を投げかけた級友の翔太君に、担任の林先生がおばあさんの気持ちを代弁してくれました。いい男性教師です。
読者の年齢によって、それぞれ、心に響くものが違うことでしょう。 (70代・男性)

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