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異文化への旅路-ドイツ画壇で活躍した那須弘一の思い出-

1,100円(本体1,000円、税100円)

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シリーズ:ライフデザインシリーズ
発行日:2020年11月12日
著者:那須妙子
画家:那須弘一
出版社:銀の鈴社
判型:四六
ページ数:198
ISBN:978-4-86618-100-4 C0095

抽象絵画に全身全霊で打ち込み、55歳で亡くなるまで、多くの作品を生み出した画家のいわば評伝ですが、批評はほんの少しです。
命の尽きるまで青年の清らかさと情熱を持ち続けた芸術家の息吹を伝えるため、本人が書いた日記、手紙、報告文をとりあげました。

◆もくじ◆
はじめに
一 旅立ち
二 弘一の日記から
三 どうしてドイツへ?
四 弘一の手紙(一)友人あて
五 どこでも寝ちゃう
六 弘一の手紙(二)妙子他へ
七 画家らしさ
八 シュタウト元教授の弘一論 線の移行 那須弘一の新作
九 負け犬のいとおしさ
十 ナス通信(一)第一回東京個展から一年
十一 多面性
十二 ドイツにおける大学教授応募体験
十三 あふれる愛
十四 ナス通信(二)
十五 イノシシと犬たち
十六 帰国時挨拶文
十七 レクイエム・・・海上雅臣・那須吉正
おわりに

那須 妙子(なす たえこ)
1946年 佐賀県に生まれる。独協大学外国語学部卒業、東京外国語大学修士課程修了。
1973-75年 ドイツ学術交流団体奨学生として、ボン大学・シュトゥットガルト大学への留学。
1976-78年 ドイツ語非常勤講師(東京医科歯科大学、慶應義塾大学、東京理科大学)
1979-84年 フランクフルト・ゲーテ大学日本語講師
1985-92年 ハーナウ市SP Reifenwerke社(住友ゴム)勤務(翻訳・通訳)
1992年 城西国際大学助教授(2008年からは語学教育センター所属准教授)
2018-2020年 城西国際大学客員教授

表紙画・那須 弘一(なす こういち)
1947年 埼玉県与野市に生まれる。浦和西高校卒業。
1973年 シュトゥットガルト国立大学美術アカデミー入学、ドライヤー教授のもとで6年間制作・発表後、卒業。
1979-81年 バーデン・ビュルテンベルク州芸術財団よりアトリエを2年間提供される。
1985-2003年 ドイツ芸術家協会会員
1987年 ドイツ永住権取得。ボン芸術財団より制作奨励金(1年間)を得る。
2003年 東金市にて没。享年55歳。


ドイツで出会った、日本人のお二人。
奥さんの方が積極的だったのか、めでたく結ばれます。
ご主人は抽象絵画を目指す芸術家、奥さんは得意なドイツ語を現地で試そうとする教養者でした。
出会い、結婚生活、出産など、人生の主な舞台は、外国・ドイツだったのです。
ドイツで生まれた男のお子さんは、両親の日本語を先ず覚え、次にドイツの子どもたちの言語を覚えたのでしょう。
早世されたご主人の人柄や業績が分かる本書は貴重です。
ご主人亡きあと那須弘一美術館を建て、ドイツでの活躍を日本でそのまま遺すなど、ひとりの女性の愛の力に勇気づけられます。(60代 男)

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