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タネリとオホーツクの風 〜宮沢賢治『サガレンと八月』の続編〜

タネリとオホーツクの風 〜宮沢賢治『サガレンと八月』の続編〜

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1,980円(税込)

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この本について

蟹になった少年は、
「考えなければならないこと」に目覚めていく——


アイヌの少年タネリは犬神にさらわれて、オホーツクの海の底で蟹にされてしまう…。
その冒頭だけ書いて中断し、以後書き継ぐことのなかった宮沢賢治の断片『サガレンと八月』。
樺太への傷心の旅の終着点を舞台に、賢治はどんな物語を構想していたのか。

今となっては全体像を知るすべのないその未完の小品の魅力に、創作をとおして新たに光を当てる試み。
海の生き物たちの命のありようを見つめながら、「考えなければならないこと」に目覚めていく少年の物語。








<もくじ>

・サガレンと八月 宮沢賢治
・タネリとオホーツクの風 永井明彦
・あとがき


<著者情報>

作・絵 永井 明彦

1958年生まれ。
神奈川県の県立高校の国語教員として定年まで勤務。
15歳から登山を始め、在職したほとんどの学校で山岳部の顧問を務めた。
在職中の55歳から物語を書き始める。
現在は高校で外国人の子どもたちに日本語を教えながら、ときどき創作をしている。
著書 ・『石の中の宇宙』(銀の鈴社)